編集部からのお知らせ
『世界に響け職人の心意気』に関して、
識者の方々から書評を頂戴しました。
●明治大学経営学部教授 岡田浩一氏
祖父と祖母が工場をやっていたこともあって、私も子供の頃には工場で職人さん達に相手をしてもらっていた。そんなこともあって、「うん、今日はいい音しとる」から始まって読み進むうちに、身体に一閃が走った。国際競争の激化の中で伝統工芸の衰退とともに、職人の技も失われていくことは本当につらいと思っていたが、厳しい国際競争のなかで伝統工芸と職人の魂を感じさせてくれた。
伝統工芸は「守る」ことが使命のようにみられるが、「攻める」精神が消えた時点で輝きが失せてしまう。伝統は「守り」でもあるが「挑戦」することがなくなはならないことを心に感じさせてくれる一冊であった。
●ITコーディネータ協会会長 播磨崇氏
社長が経営者として成長されていく過程が見えました。ただ、グローバルビジネスに対応するために、どのような苦労がありITが如何に支援出来たのか、についてもっと詳しく書かれていればと思いました。
CRMの仕掛けを作り、お客様起点で経営をされている事は多いいに参考になるでしょう。ネット通販でお客様のリピート率を上げる上で一番重要ですよね。
●武蔵大学経済学部教授 松島桂樹氏
この本は、日本の良さを守りつつ、新たな時代の変化に対応してきた経営者の話である。またITという新しい道具を苦労して使いこなしたIT 経営の成功話でもある。
最初に、著者の父が、コンコンという“ げんのう”の音を息子に聞かせるところから始まり、そして、著者が、同じ音を息子に聞かせるところで終わる。まるで大河小説を読むような、ゆったりとした時間のなかで、この「コンコンという音」が激動の50 年間に響いてくる。
日本では、9.11 テロ、リーマンショック、3.11 東日本大震災を経て、これまでの成長モデルへの大きな反省が渦巻き、機能分断的な考え方から、つなぐことの重要性が声高に叫ばれている。背景には社会システムにおける人のあり方への問いかけがある。この本でも素直な反省が芽生えており、その考え方の変化は、いま、地方再生への道筋として見直されていること、そのものである。
さらに、この本にはテレビでホームドラマを見ているような温い読後感もある。苦難と葛藤を経て事業を継承するという、まさに今の日本で最もうらやまれる家族再生のホームドラマも展開されているのである。
この50 年間で家族関係は変わったが、それでいいのかという気持ちが多くの人に生まれている。実は今、皆ひそかに家族関係を作り直したいと思っている。次の社会、経済を作るために、この本が不可欠だと感じるに違いない。
そして事業承継におけるIT 活用の有効性、それを、国を挙げて支援していくことの必要性も感じた。
『世界に響け職人の心意気』は、おかげさまで、週間ベストセラー第一位を獲得(富山市ブックスナカダ本店調べ)! 北日本新聞にも掲載されました。
読者の方からの感想も届きはじめました。一部を紹介します。
●会社員・女性の方から
ゆっくり読むつもりが駆け抜けるように一気に読んでしまいました。
時に胸を締め付けられ、時に涙し、そして大きく頷き・・・最後は希望の未来を予感させる清々しい気持ちで本を閉じました。私の場合、家族とのエピソード、お父様とのやり取り、お子様との関わりに胸が締め付けられるようでした。外出先で読んでいたにも関わらず、涙が止まりませんでした。
人によって、この本の読み方は色々だと思います。職人目線で読まれる方、家族目線で読まれる方、経営者目線で読まれる方そして、富山県人として読まれる方色々な読み方ができると思います。そして、どなたにでも心に響く言葉があると感じました。できれは、いろいろな方と感想をシェアしたいです。
COMPASS2012年春号が刊行になりました。
特集は「際立つ個性がありますか?」と題して、
ITで経営力を強化するために必要な企業の強みの見直しを
呼びかけました。
中小企業IT経営力大賞を受賞した企業は、販売する商品、
事業領域、納期などに際立つ特徴を持ちます。
その特徴を生かすのが、クラウド、モバイル、ソーシャル
メディアなどのITでした。そのなかから、仙台・松月産業、
京都・クロスエフェクト、新潟・幻の酒の事例を紹介します。
また、小規模企業のホームページ活用支援に動き出した
福井県小浜市の取り組みもレポートしています。
支援機関情報は、東北地域、京都産業21です。
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COMPASSでの連載が好評な富山の組子メーカータニハタの谷端信夫社長に、編集部からお願して自社の歩みとIT経営を一冊の本にまとめていただきました。
組子メーカータニハタのホームページ
タニハタ社での書籍紹介ページ
タイトルは、
「世界に響け 職人の心意気」―ITを武器にものづくり復権を目指す小さな組子メーカーの生き方―
全国の書店で好評発売中です。
仕事へのポリシーと利益。この二つとどう向き合って両立させるかは、
経営者のみらず、働く人すべての課題です。
その典型が和の産業。和室用の建具を作っている会社が和室減少の影響を
受けるのは当然。
タニハタも借金を抱えたまま、売上減少となり、
二代目社長の谷端信夫氏は、洋風への転換を図ります。
そして、決断が功を奏したのもつかの間、もっと厳しい波が会社を襲います。
「会社の血液である資金がない…」
そこで何が起こったか、谷端社長の涙の理由とは…?
◆読者の感想が届いています!
◆識者の方々からの書評はこちら
関東経済産業局が展開している「平成23年度関東地域クラウド推進事業」の成果報告会が2012年3月5日、東京都中央区のベルサール八重洲で開催された。会場には本事業に参画するITベンダーやサービス事業者、支援機関、情報産業団体、中小企業(ITユーザー)などから約80名が足を運んだ。

<成果報告会>


