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ネットが生んだ、長崎から1000キロ先の競合町

2017.09.07


長崎の取材で聞いた、意外な競合。

先週は、諫早駅から地域バスに30分ほど揺られて、またバス停からてくてく取材先に向かいました。バスは途中、丘の上の住宅団地を通りました。急こう配はさすが長崎です。

さて、取材中、店舗のパンフレットを見せていただいていると「東長崎」という地名が目に入りました。

私の地元の私鉄・西武池袋線沿線には「東長崎」という駅があります。豊島区長崎という地名からとった駅名ですが、「長崎」では恐れ多いと(?)、東にあるから東長崎とつけた、と聞いています。

思わず、「東長崎! うちの近所にあるんです」と口をついて出ましたら(おしゃべりなんで)、
経営者の方が、「そうですよね、ありますよね。結構迷惑なんです」とお笑いになるではありませんか。

???? 長崎を想いおこすので、観光的には悪くないと思うのですが、なぜでしょう?

その理由は、

「ネット検索で東京の東長崎が出てきたりして、競合するんです」
だそうです。

確かにそうですね。
「東長崎 〇〇(業種)」で検索すると、東京の東長崎の店舗も出てきます。同じ地名が2か所あれば単純計算で表示機会は1/2になります。

東京の東長崎は、本家長崎県にある東長崎にとって、限られた検索エンジンのページをめぐる1000キロ離れた競争相手になっていたのでした。

長崎で探している人は、東京の店に行くことはないので、本当のライバルではありませんが、お目当てのコンテンツを探すのがちょっとめんどくさい。「唯一無二の地名だったらなー」という気持ちがわかります。

 

同じ地名が2か所にあると、検索上競合

 

県名と同じ名称が含まれた地名いえば、北海道の北広島が有名でしょうか。首都圏だと上福岡、大阪には東福井があるようです。「山口」が付く地名は結構多そうですね。

ネットがなければ「姉妹町」感覚、しかしネットでは「競合町」。 とはいえ、相乗効果でお互い繁盛してほしいものです。

 

最近はお子さんに名前を付ける際、ネットで同じ名前がどのくらいあるか検索するのだとか。

こちらは、「誰もつけていない唯一無二の名前」より、「ある程度同姓同名がいて、目立ちすぎない」のが好まれるそうです。

珍しい名前だと、有名になればピタッと探してもらえますが、簡単に特定されるのを嫌ったり、万が一事件に巻き込まれたりするとオンリーワンが逆効果と感じたり。

同じ名前が数人いればそれなりに散らばりますから、ネット時代のリスク回避といったところでしょうか(同姓同名が犯罪者になったら困りますけどね)。

私の同姓同名さんは、ネットで数人確認していますが、みなさん元気に活躍されていらっしゃいます。ありがたいことです。競合せず、迷惑かけず、お互い楽しくやっていきましょう。

 

 


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