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専門家が解説 Office 365の徹底研究(第1回)

専門家が解説 Office 365の徹底研究

2015.12.18


中小企業のIT活用に欠かせない「Office 365」。意外と知られていない特徴や活用法について専門家に解説していただく。(編集部)

一般社団法人ヒューリットMF(経営革新等支援機関)
藤岡秀和氏(ITコーディネータ)
http://www.hritmf.com

ネットにつながっていなくても使える
「まずは活用メリットを理解」

「Office 365」の解説には必ずと言っていいほど“クラウド”というキーワードが現れ、これまでのOffice製品と比較した場合の相違点が語られます。そのため多少の誤解を招いてしまっているかもしれません。すべての機能がクラウド環境でなければ利用できないというわけではないのです。

「Office 365」はひとことで説明すると“オフィス用のソフトウェア一式(オフィススイート)を含むクラウド型グループウェアサービス”です。

WordやExcelなどのオフィススイートはPCにインストールして、ネット接続をしないオフライン状態でも自由に編集・保存が行え、パッケージ版の「Office 2013」と同じように使用できるのです。

プランを選ぶ

サービスメニューには何をどこまで利用できるかによって様々なプランが用意されています。最小限のグループウェア機能+最大限のオフィススイート構成が含まれるのは「Office 365 ProPlus」です。ここには「Access」まで含まれており、「Office Professional 2013」と同等の機能となっています(2015年6月現在)。

1ユーザー15台まで

これまでのOffice製品と「Office 365」には課金方法に違いがあります。

「Office 365」はユーザー毎の月毎(あるいは年毎)の使用権利です。例えば「Office 365 ProPlus」や「Access」を含まない「Office 365 Business」では一人のユーザーが使用するのであれば5台のPC(Macを含む)+5台のスマートフォン+5台のタブレットの計15台のデバイスで使用することが可能です。

Office 365ユーザーの使用可能デバイス

これまでのOffice製品はインストールするデバイス(PC等)の台数(1台もしくはバックアップを含めた2台)に対してのソフトウェアの買い取りでしたから、「デバイスから人へ」の課金対象の大きな転換です。

また「Office 365」で使えるWordやExcelは、「最新バージョン」とされているのも特長です。

「Office 2016」がリリースされれば、「Office 365」でインストール可能なWordやExcelは「Office 2016」になり、契約変更することなく、インストールやアップデートすることにより使用できるようになるでしょう。

常に最新のバージョンが利用できるのはメリットの一つです。「Office 2016」のリリース開始は、検討の良い機会ではないでしょうか。


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