基幹業務システムに社内SNS機能
2016年 春号 2016.05.31
基幹業務システムで予定管理も情報共有も!
「奉行10」が新たな機能領域を開拓
「Windows 10」にどう対応するか――。この課題は基幹業務システムにも当てはまる。そうした中、パッケージシステムのWindows 10対応に合わせて新しい価値を提供しているのが、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行10」シリーズである。
「奉行10」には、「人と業務をつなぐ」というコンセプトで、2つのユニークな機能が盛り込まれた。
業務を円滑に進めるための予定・実行管理を行うアシスタント機能「奉行Myスペース」、基幹業務の情報を各部署と容易に共有できるコミュニケーション機能「奉行Linkit(リンクイット)サービス」である。
LINE感覚で使えるセキュアな業務用SNS
「奉行Myスペース」では、基幹業務の具体的な作業スケジュールを登録することで、「奉行10」の予定管理画面に一覧を表示し、実施期日にはアラート通知する仕組みを提供。日々の作業の“し忘れ”を防止し、業務の品質および生産性の向上を実現できる。
さらに今後は、定型の伝票作成など決まった業務を自動実行する「業務代行」機能なども追加していく予定になっている。
「奉行Linkitサービス」は、高度なセキュリティを確保した業務用SNS。管理者が登録したユーザー(社員)の間で、LINEのような会話形式の画面を使い直感的かつ手軽に情報交換が行える。
端末はパソコン、スマートフォン、タブレットに対応。コメントだけでなくOfficeファイルやPDF、動画も送受信できる。また、「奉行10」の集計データなどを「奉行Linkitサービス」でそのまま配信することも可能なので、時間や場所に縛られることなく業務情報を共有できる。
帳票データの加工・分析がボタン一つで可能に
「奉行10」ではこのほかに、画面に表示した帳票をワンボタンでExcelやPDFへ出力したりピボット集計・グラフ化できる「Office連携サービス」、基幹業務システムでは対応しきれない業務の効率化を支援するOBCのサービス(「マイナンバー収集・保管サービス」や「ストレスチェックサービス」など)と奉行10の間でデータ連携を可能にする「業務サービス連携」なども提供。基幹データの加工や分析、社内での一元的な情報管理にかかる手間も大幅に軽減し、企業全体の生産性向上に寄与する。
加えて、制度や業務、IT技術など環境の変化に柔軟に対応できるよう、制度改正対応や機能向上・改善を図った年度版プログラムに加え、後継製品のプログラムも無償で提供する「OMSS LLS」という新しい概念のサービスも取り入れている。
長期的な視点で運用を考えた場合にも、「奉行10」は導入価値の高いパッケージといえるだろう。
お問い合わせ先
- 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- ご相談窓口:0120-121-250
- URL:http://www.obc.co.jp