インターネットの脅威から会社を守る3つの対策
2016年 夏号 2016.08.17
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会社を守るには、まずこの3つから
訪問による設定も頼めるので安心
「情報を盗む」「ファイルをロックする」など、インターネットの脅威から会社を守るには、何をすればよいのだろうか。
中小企業が必要とする多様なセキュリティ対策を提供するNTT東日本の具体策を見てみよう。
社外からの不正アクセスをUTMでブロック
NTT東日本は、多くの企業に共通する対策として、「インターネット、メール、ネットバンキングを利用しているなら、この3つは必ず行ってほしい」と提唱する。
①ネットワークの出入口の監視
②パソコンやサーバなど端末の管理
③データのクラウドバックアップ
である。①、②、③それぞれについて、詳しく紹介しよう。
①標的型攻撃対策はUTMから
巧妙化するウイルスメールや標的型攻撃メール、偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺メールなどに対しては、ウイルス対策ソフトに加えた対策が必要だ。
例えば、インターネットから会社への入口でアクセスをブロックするのが得策である。
そのために活用される機器を「UTM」といい、社外からのアクセス監視・ブロックに加え、社内から危険なWebサイトへのアクセスを遮断するURLフィルタリング機能なども備えている。
NTT東日本ではニーズに応じた多様なUTMをそろえており、機器の設置・設定には、電話サポートや訪問サービス(有料)も利用できる。
②パソコンやサーバを手間なく管理する仕組み
パソコンやサーバから文書を持ち出す人、ウイルス対策ソフトの影響でパソコンの動作を遅く感じ機能をオフにしてしまう人、ウイルス対策ソフトの更新手続きを忘れて期限切れにしてしまう人など、個々の利用状況を把握・管理するのは大変だ。
この手間を減らし、端末の管理を管理者のパソコンから一括で行えるようにするのが「法人向けウイルス対策サービス」である。スマートフォンなどモバイル端末の管理も対象となる。
従業員5~49人の企業では、個人向けウイルス対策ソフトを使っているところも多く、法人向けの利用は半数ほどしかないというが(NTT東日本調べ)、法人向けウイルス対策ソフトを利用すると、社内のパソコンやサーバを一括管理でき、手間なくセキュリティレベルを均一に保つことができる。
同時に設定代行・監視サポートサービスを利用すれば、端末の設定代行やウイルスの監視に加え、全体のサポートまで、NTT東日本に「任せる」ことができる。
③万が一に備えてデータをバックアップ
社内のサーバやパソコンに障害が発生したとき、またランサムウェアなどで万が一ファイルをロックされてしまった場合でも、データが安全な場所にバックアップされていれば、業務を継続することができる。
NTT東日本ではクラウド上でデータを預かる高セキュリティオンラインストレージサービスを提供しており、IDとパスワードに加え、回線認証も行っているので安心度が高い。
従業員の教育まで頼れる相談相手に
セキュリティ対策には、システム上の対応はもちろんのこと従業員の教育や訓練も欠かせない。そこで、NTT東日本では「eラーニング」や、標的型攻撃メールの疑似メールを従業員に送り訓練ができる「標的型攻撃メール訓練サービス」を提供している。
さらに営業担当者が直接企業を訪問して各社のIT活用内容に応じた提案も行っている。
前述のサービスの他にも、ネット通販を行っているならWebサイトから個人情報を不正取得されるようなリスクを発見する「We bセキュリティ診断サービス」、サーバルームや機密情報を扱う部屋の出入りを管理したいなら「遠隔監視カメラ」、というように多様なサービスを提供している。
ITセキュリティの相談は、ネッ トワーク、端末、通信、データ、運用からサポートに至るまでの対策をカバーしているNTT東日本にしてみてはいかがだろうか。
お問い合わせ先
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