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これからのIT環境はこれ!―Windows 7 & Office 2010サポート終了

2019年 春号 2019.04.15


2020年、「Windows 7 」(2020年1月14日)&「Office 2010」(2020年10月13日)のサポートが終了する。

サポート終了で何が問題になるのか、については、COMPASS2019年春号にて詳しく解説している。

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大切なのはその先である。10年経って進化したIT環境をどういかしていけばよいだろうか。

 

働きやすさ・便利さ、そしてセキュリティ

「Windows 7」「Office 2010」のサポート終了は、会社のIT基盤を時代に即して変えるチャンスだ。

今、企業には限られた人数で利益を上げる生産性向上と、多様な人材が勤務できる働きやすい職場環境づくりが求められているが、そこに大きく貢献するのがITだからだ。

これから入社してくる若手人材は、SNSなどで文字によるデジタルコミュニケーションに慣れている。書類に埋もれた旧態依然としたオフィス、不在者の机に伝言メモが貼ったままのオフィスでは、「遅れている会社」と感じられ、人材確保に影響を与えかねない。

OS・ソフトのリプレースにあたり、一番のお勧めは「Microsoft 365」である。
「Windows 10」、「Office 365 ProPlus」、デバイス管理&セキュリティをセットで提供し、生産性向上や働きやすい職場環境づくりに貢献する。

クラウド型なのでいつも最新版にアップデートされる。もう「サポート終了」で困ることはなくなるのだ。
では、特徴を3点紹介しよう。

 

プレゼン資料を自動翻訳チーム力アップのツールも

まず第一は、Officeソフト自体の進化による効率化である。これまでの使い勝手はそのままで、AIの技術も使いながら便利さをアップした。

例えば、プレゼンテーションソフト「Power Point」に文字コンテンツを入力していくと、内容にふさわしいページデザイン案が6つほど自動で表示される。

また、日本語で作成したプレゼン資料を瞬時に英語などの外国語に翻訳することも可能になった(「Presentation Translator」)。

次に、時間や場所を問わず、社員間のコミュニケーションを豊かにするツールとして、「Office365」の「Teams」(チームス)に着目したい。
「Teams」はチャット形式で連絡や意見交換ができ、ファイルの共有、電話会議などを実現するツールだ。メールによる連絡が増えすぎるとうっかり見落とすこともあるが、Teamsではプロジェクト単位で、経過をスレッド型にわかりやすく表示する。Excelなどのファイルも共同作業で更新し、最新のものを共有できる。外出中でも自宅にいてもコラボレーションが進み、柔軟な働き方を支援する。

 

社外での情報活用を安全に進める対策も

三つ目はセキュリティ対策である。全世界から注目を集めるマイクロソフトのシステムは、ネットからの様々な攻撃も受ける。これらに対応することで高度なセキュリティ対策技術を磨き、新しいウイルス等が発見されると瞬時の対策を実施している。
また、モバイル端末の利用では、紛失や、会社の情報を個人利用のストレージなどに上げてしまう情報漏えいリスクもある。そのためリモートでの情報消去や、個人環境へのデータ持ち出しを制限するデバイス管理を備えている。

このように、「Microsoft 365」は生産性とセキュリティを両立させる。時代に即したOSやソフトウェアを導入し、経営の力を高めていきたい。

 

 


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