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プロジェクト別収支管理がクラウドで身近になった!

2017年春号 2017.04.02


そのプロジェクトはちゃんと儲かっている?
従業員の「収支意識」も高まる新サービス

皆、忙しそうに一生懸命働いている。しかし、そのプロジェクトは本当に利益が出ているのか、改善する余地はないのか、社内の様子を見ているだけではわからない。

仕事を受託しても、「終わってはじめて収支がわかる」状態では、経営は不安定なまま。プロジェクトごとの収支計画を立て、実際の費用や外注費、人件費などを見ながら、最適な対策が取れる仕組みを持ちたいものである。

「リアルな収支」が見えれば、従業員の利益意識も自然と高まってくるはずだ。

プロジェクト単位の収支管理(管理会計)は、見積や請求書の数値を「Excel」などに集めればできないことはないが、集計作業に手間がかかる。専用のITシステムは高額であり、「やりたいと思っても、良い方法がない」状態だった。

その解決手段として登場したのが、スマイルワークスのクラウドサービス「SuiteWorks」(スイートワークス)である。

一度の入力で自動計算、承認はモバイルでも

「SuiteWorks」は、プロジェクトの収支管理、予算実績管理、承認ワークフローと、会計・給与・販売仕入管理を一体化したクラウドサービスである。

プロジェクト開始時に「案件登録」し、計画値を入力すると、後に入力する売上や経費データが関連個所に反映・自動計算され、「プロジェクト収支状況」と「予算達成度」の最新数値を表示する。

売上管理関連では、見積から入金確認まで、帳票の作成と承認をすべて同システム上で行える。受注が決まると売上データはプロジェクトの収支管理、予算実績管理、さらに会計仕訳にも自動で連動する。

原価管理面では、通常経費のほか、請求書に表れない社内人件費を、設定単価×稼働時間として登録できる。企画開発やソフトウェア開発のように人件費の占める割合が高いプロジェクトでも「本当の収支」を把握することが可能だ。

クラウドサービスであるため、インターネットに接続できる環境があれば、端末を選ばない。上司が出張中にスマホから見積の承認を行うことなども容易である。

驚くのは、これだけの機能がセットされていながら10アカウントまでの利用が月額3万円という利用料金である。まずは数カ月使ってみて、収支管理の大切さを社内で実感してほしい。

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