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ネット販売、自社サイトとモール出店の違いは?

2016.03.17


専門家がIT活用の疑問に答えます!

ネット販売、自社サイトとモール出店の違いは?

インターネットで商品を販売する際、楽天市場やAmazonのような大手ショッピングモールに出店するのが最もポピュラーです。

ショッピングモールのメリットは、ECショップに不可欠な買い物かごや受注管理機能、決済機能、在庫管理や分析機能など色々な機能を使えること、そして「集客力」です。モールの知名度が高い、常時広告を出している、多くのECショップが集まっている、などによって顧客が集まるため、ある程度のアクセスが見込めます。

デメリットは、「利用料金が必要」「他店との価格競争に陥りやすい」などが挙げられます。
出店するショッピングモールを選ぶときのポイントは

  1. 「集客力」
  2. 「利用料金」
  3. 「ECショップサイトの有無」

です。

「集客力」は知名度が高く出店数や商品数が多いものが有利です。

「利用料金」については、毎月数万円以上かかる場合や、売り上げに対してロイヤリティーが発生する場合もあるので必ず確認しましょう。Yahoo! ショッピングのように無料で出店できるところもあります。最初は利用料金が無料のモールで出店し、事業を軌道に乗せた後に、利用料金はかかるが集客力があるモールへ改めて出店するといったステップアップも良いと思います。

EC市場規模

経済産業省「平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤 整備(電子商取引に関する市場調査)」より

「ECショップサイトの有無」については、AmazonやLINE MALLのように商品をアップするだけで販売可能なサービスならECショップサイト作成の手間がかかりません。HTMLなどの専門知識が必要ないのもメリットです。

自社サイトは買い物かご機能に着目

現在の自社Webサイトを通じて販売する場合は、買い物かご機能を自社サイトに追加するか、別途ショッピングモールに出店し商品ページへリンクを張るのが一般的です。

新規にサイトを作る場合は、最近ではJimdoやWixなど、テンプレートが揃っていて、買い物かご機能もあり、WordやExcelが使えるスキルがあればホームページを作ることができるサービスがお薦めです。スマートフォン対応が自動化されているものが多いのも特長です。

自社サイトでの販売は利用料金を低く抑えられることが最大のメリットですが、集客は自力で行わなければならないので広告費が高額となる場合があります。

近年のノートPCの低価格化、スマートフォンやタブレットの急速な普及などによって、ネット通販の市場規模は拡大を続けており、生活になくてはならないものとなってきました。しかし、「ネットで販売すれば必ず売れる」といわれた時代はすでに過去であり、現在では、戦略を立てずにただ商品をネット上に掲載しただけでは期待した成果は得られないと考えた方が良いでしょう。これからネット通販を始める方も、既に販売を開始している方も、商品やサービス、そして自社そのものを客観的な視点で「分析」し、綿密な販売戦略を立てていきましょう。

 

なみきIT経営支援オフィス 代表 並木 博氏ITコーディネータ
なみきIT経営支援オフィス
代表 並木 博氏


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