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【連載】中小企業の販売促進・集客・宣伝 新常識(第7回)

【連載】中小企業の販売促進・集客・宣伝 新常識(イクスブレイン 大澤貴行氏)

2017.02.06


第7回 SEO対策のまとめ──今何が起こっているか(Web詳細版)

今回は、本連載を開始してから発生したとても大きな2つのニュースを解説しSEOのまとめを行います。

(1)モバイルファーストの時代

1つ目は、Googleによるモバイルファーストインデックス(MFI)の発表です。

今まで Googleの検索エンジンは、PC用サイトをベースにして検索順位を決定していました。

PCから検索したときにはその順位を、スマホから検索したときにはPC用サイトをベースにどれだけスマホに対応しているか(モバイルフレンドリー)によって、順位が決まっていました。

ところが2 0 1 6 年10月にGoogle から発表されたモバイルファーストインデックス(MFI)では、Googleの検索エンジンの順位決定のベースがPC用サイトからモバイル用サイトに変更されることになったのです。

この変更により、スマホから検索したときにもPCから検索したときにも、いずれもモバイル用サイトをベースにした検索順位が表示されることになります。

 連載図版1

モバイルサイト重視が加速

時期ははっきりとしていませんが、それほど先のことではないと予想されています。また、すでにモバイル対応済みのWebサイトは大きな影響は生じないと言われていますが、今後の大きな流れとしては、モバイル用サイトを重要視しなくてはならないことは明らかです。

モバイルフレンドリー(Webサイトのスマホ対応)からモバイルファースト(スマホ用サイトを最優先)へ、企業サイトによるプロモーションの戦略をなるべく早くに切り替えていく必要があります。

 

(2)キュレーションサイト問題

そして2つ目は、昨年、大きなニュースとして取り上げられたキュレーションサイト問題(WELQ問題)です。

キュレーションサイトとは、ネット上のさまざまな情報を収集し、まとめ、新たな情報として発信するサイトのことを言います。
多くのサイトから情報を集めるため、自然と有益な情報が発信されますし、文章量も多くなります。

DeNA社が運営する医療情報系キュレーションサイト「WELQ」にて、医者や病院等のチェックを経ない医療情報が大量に掲載されていました。検索をした場合にWELQ が上位表示され、結果的に多くの真偽が不明確な医療情報が、医療情報を必要としている人を惑わせてしまいました。
また合わせて、他のサイトからの情報や画像を情報発信元の許可無くコピーしていた事例が多く発見されたので、サイトが閉鎖されたり一時休止になっています。

間違い情報や盗用はもちろん問題です。
しかしどうしてこうしたサイトが検索上上位に表示されたのでしょうか。
SEO的な観点からはとても重要です。

連載図

 

今回問題になったようなキュレーションサイトは、検索に重要なキーワードをきちんと埋め込んだ文章作成を、非常に多くのライターに依頼して大量のページを作成し、頻繁に情報発信をしていました。

適切なキーワードを埋め込んだ有益な情報を大量に頻繁に発信することはSEOにはもっとも重要なことになりますので、結果としてキュレーションサイトが検索の上位を占めることになったのです。

グーグルの検索ポリシーは2017年2月3日に、「ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えた」ことが発表され、少し状況の変化が予想されますが、いずれにしても、SEOを考え、取り組むことは、ネットプロモーションの本質、トレンドを意識することになります。

上記の2つの大きなニュースから

  ・モバイルファースト(スマホ用サイトを最優先)

  ・適切なキーワードを埋め込んだ有益な情報を、大量に頻繁に発信

することが、現時点でのSEOにおいて非常に重要なポイントだと言うのはおわかりいただけたかと思います。

次回からは、SNS(ソーシャルメディア)を取り上げます。

 

著者紹介

イクスブレイン 大澤貴行氏イクスブレイン 大澤貴行氏

現GMOクラウド株式会社にてホスティングブランド「ラピッドサイト」の責任者として活躍後、独立。
商工会議所におけるICT活用推進やセミナー講師をはじめ、全国で支援活動を展開。

 

 

 

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